【書評】プロのデザイナーになるための本
決定版 あなたも必ず上達できる! プロのデザイナーになるための本
- 作者: 日馬紀子
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2012/03/20
- メディア: 単行本
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対象者
- 実際にデザイナーとして働いたことがない人、これから働こうと思っている人
- デザイナーとして働き始めて1〜2年程度の人
役に立ち度 ☆☆☆☆★
読みやすさ ☆☆☆☆★
総合点 80点!
「プロのデザイナーになるための本」を読みました。 正直「タイトルがちょっとナア…」と思っていたのですが、
Amazonのレビューもそこそこ好評価だったので読んでみることにしました。
デザイン技能以前の話から
デザイナーの立ち位置から仕事の流れ、
打ち合わせのやり方から データの取り扱い、等の
デザイン技能以外の内容もかなり多く、
実際にデザイナーとして働いた経験がない学生などには
かなり勉強になるのではないかと思います。
レイアウトデザインから色、印刷の仕方、Adobeソフトの使い方まで
よくこの1冊で収まったなあというぐらいかなり幅広い範囲についての
解説があります。デザインの分野の大枠の話がかいてあります。
正直要点を絞りすぎていて、
この一冊の解説のみで勉強が十分であるとは思えませんが、
興味をもった分野に関して別の本を参照するなどで対応するといいと思います。
イラストが入っていてとっつきやすい印象
各ページに1つぐらいの感じでイラストがたくさん入っています。
そしてキャラクターに喋らせている内容はかなり要点を得ていてすごく参考になります。
文章だけだとかなり読みづらい内容が、イラストが入ることでほんわかした印象になり
読みやすくなっていると思います。
全体的にDTP寄り
印刷についての知識はだいぶ手に入るのですが、ウェブに関してはほぼゼロといってよいでしょう。
ウェブデザイナーのための本ではないですが、紙面もウェブも基礎のところはやっぱり同じなのであまり気になりませんでした。
全体としてとても勉強になりました!
デザイナー初心者の方には特にオススメしたい本です!
以上periでした!