「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観たから今更ながら感想を書く

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マッドマックス 怒りのデス・ロード」端的に言って最高でした。
興奮気味にイモータンジョー!!!V8!!!!とか言ってる人があまりにも多いんで
仕方なく観に行きました。正直いって半信半疑でした。
ですがやっぱりみんなが絶賛するだけあって本当に最高だった!
このキッカケの作品がキッカケでアクション映画が好きになりました。

世界観が泥臭いのに妙にシステマチックでワクワクする

世界観が独特、っていうのはファンタジー映画によくあると思うんです。
例えば世界に魔法が当たり前に存在しているハリー・ポッターの世界観、千と千尋の神隠しの妖怪がたくさん登場する湯屋の世界観などなど、色々なファンタジーがありますよね?
マッドマックス4の世界観を作り上げるのにあたって既存の社会構造(通貨や町並みなどなど)を極力使っていない。そこが独特だと思うんです。

そして世界観が原始的かつシンプルでその構造に魅せられてしました。
それでいて破綻見えないというのがすごいと思いました。
(破綻があったとしても他のド迫力のアクションシーンでカバーしているのかも知れません。)

まあ、端的にいうと私も「イモータンジョー!!!V8を讃えよ〜〜!!!」って猛烈に叫びたくなったということです。

逃走シーンの楽しみ方を理解した

この映画、ハリウッド映画によくある逃走シーンで映画のほとんどが構成されています。
何度も何度も追いかけられて逃げ切って追いかけられて逃げ切ってを繰り返している映画といって過言はありません。
はっきりいって逃走シーンに対してそんなにトキメキを感じることってなかったんです。
この映画を観てからというものの「アッウォータンクだ!」「ウォーボーイが追ってきた!」ッて感じで逃走シーンはマッドマックスと比較して見てしまうようになってしまいました。
今までドタバタのハリウッドのアクション映画ってうるさいから嫌いとか言ってて本当にすみませんと土下座したくなりました。

こういうわけでアクション映画の地平を切り開いてくれた
マッドマックス 怒りのデス・ロード」心の底から観に行ってよかったと思います。
まあこれ本当は4DXで観たかったんですけどね……(血涙)

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